総会を開催しました

令和２年１０月２日、石巻市ささえあいセンター（ほっとぉ～る）にて令和２年度総会を開催しました。

司会進行は理事・荒木裕美（特定非営利活動法人ベビースマイル石巻）が務めました。

はじめに共同代表理事犬塚恵介（一般社団法人おしかリンク）より開会の挨拶をさせて頂き、石巻市長亀山紘様より来賓の挨拶を頂きました。ＮＰＯ等を石巻市の協働のパートナーとして御認識頂いていると嬉しく感じました。また、石巻市からは、市長をはじめ、復興政策部部長、次長、地域協働課課長、課長補佐、協働推進グループリーダー、協働推進グループ担当、復興庁からは宮城復興局参事官、石巻支所長、復興支援専門員と多くの方にご出席いただきました。

総会は、25団体の出席、23団体の委任状提出により、計48団体の出席により、規約第23条より正会員総数の３分の１（35）以上となり成立しました。

議長の選任は、その選任方法を会場に諮り、理事会一任ということで共同代表理事・佐藤尚美（一般社団法人ウィーアーワン北上）が議長に選任され、議題は審議事項に移りました。

第一号議案では、事業報告書及び決算書の承認の件を諮りました。総会資料を元に、理事・田上琢磨（一般社団法人じちれん）より説明させて頂きました。Ⅲ事業の実施状況（２）コロナアンケートでは、ＮＰＯ等を通じて市民生活を調べようとしたところにいしのまき会議らしさを感じた点や記述式アンケートの定量的情報の収集の難しさ等、（３）勉強会「地域運営組織を知ろう」では、石巻市が進める地域自治システムに対してＮＰＯ等の認識を深めることができた点、（４）まちづくり懇談会では、一方的な提案ではなくしっかりと懇談が出来た点等が補足説明し、決算書案についても説明しました。監事・阿部由紀（いしのまき支援連絡会）より監査報告を述べた後、過半数の承認を経て可決されました。

第二号議案では、事業計画及び予算書の承認の件を諮りました。理事会では、グループに分かれ、事業計画を検討しており、各グループから検討した事業計画を発表しました。まず、市民公益活動団体間の協働プランを理事・黒澤健一（がんばろう！石巻の会）より発表しました。

見える化、学び合い、協働体制づくりとして、石巻日日新聞のＮＰＯ日和のひとつのコーナーとしていしのまき会議の情報発信をしたり、団体の情報を集めたマップをつくりたいということであったり、遺贈寄付等の勉強会企画、予算等を説明しました。つづいて、行政・企業との協働プランを理事・中川政治（公益社団法人3.11みらいサポート）より発表しました。

石巻の現状、前期の活動を紹介した上で、協議部会（仮）を設置して行政との対話と協働の場や、自主的な話し合いや勉強会の場をつくっていく旨を説明しました。これらの活動をもとに作成した活動計画書案および活動予算書案を説明し、過半数の承認を経て可決されました。

第三号議案では、規約改定の承認の件を諮りました。総会資料を元に、共同代表理事・犬塚より説明させて頂きました。目的、事業、役員、任期等、議事録について改定する内容を説明し、出席会員の4分の3以上の承認を経て可決されました。

第四号議案では、役員選任の承認の件を諮りました。引き続き犬塚より説明し、会員の中から自薦された14名の理事および1名の監事が、過半数の承認を経て可決されました。

全議案が承認され、副代表理事・木村正樹（特定非営利活動法人いしのまきＮＰＯセンター）より、閉会の挨拶を述べ、閉会しました。

今後、具体的な事業を進めると共に、会員団体との対話を重ね、よりネットワークを強くしながら、楽しく意義のある活動を展開していきたいと思います。